SEOで陥りがちな失敗は「アルゴリズム変更に対応できなかった」が最多に 原因は?実務経験2年以上の担当者に調査

SEOの成功には何が必要なのか、失敗経験者へのアンケートで浮き彫りになったこととは……。

» 2024年11月15日 20時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 4300社以上のSEO支援実績を誇る「ランクエスト」を手掛けるecloreは、SEO実務経験2年以上の担当者150人を対象に「SEOで陥りがちな失敗と教訓」に関する調査を実施した。

 「最も大きなSEOの失敗は何でしたか?」という質問に対する最多の回答は「アルゴリズム変更に対応できず、順位が大幅に低下した」(39.3%)だった。次に多かったのが「ペナルティを受けてトラフィックが減少した」(20%)。その他、「技術的な問題でインデックスされず、検索流入が減少した」(13.3%)や「誤ったキーワードで集客に失敗した」(11.3%)も失敗要因として挙げられており、SEOにおける技術面と戦略面の両方の重要性が浮き彫りになった。

最も大きなSEOの失敗は?(画像提供:eclore、以下同)

その失敗の主な原因は何だった?

 主な失敗の原因として最も多く挙げられたのは「ターゲットキーワードの選定ミス」(37.3%)と「技術的な最適化が不足していた」(37.3%)。「コンテンツの質が不十分だった」(26%)も上位に挙げられた。

その失敗の主な原因は?

 失敗後の改善策としては「サイトの技術的最適化を行った」(40%)や「コンテンツのリライトや追加を行った」(39.3%)、「キーワード調査を見直した」(36.7%)などが多く挙げられた。

失敗後にどのような改善策を行った?

  失敗から得た教訓としては、「技術的な最適化の重要性」「キーワード選定の重要性」「コンテンツの質が検索順位に与える影響」が多く挙げられ、基礎的なSEO対策の重要性が再認識される結果となった。

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