TikTokマーケティングの最適解へ スパイスボックスが縦型動画クリエイター集団M2DKと業務提携拡散を生むクリエイティブを実現

スパイスボックスが縦型動画クリエイター集団であるM2DKと業務提携。生活者に向けて訴求テーマが着実に伝わる縦型動画クリエイティブの実現を目指す。

» 2024年06月13日 18時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 スパイスボックスは、縦型動画クリエイター集団であるM2DKと業務提携し、最適なクリエイター選定からTikTokで最適化されたクリエイティブ開発まで一貫して対応するサービスの提供を開始した。

M2DKとは?

 M2DKはTikTokフォロワー数600万人、YouTubeチャンネル登録者数1200万人を超す「マツダ家の日常」を運営するクリエイター集団。ショート動画の合計再生数は毎月約5億回に上る。100人以上のスペシャリストが集まり、ナショナルクライアントを含む200社以上の「企業コンサルティング」や、独自のクリエイターネットワークとデータベースを基にした「クリエイターマーケティング」を実践している。

 スパイスボックスは、ソーシャルビッグデータを基にソーシャル上にある生活者の声を分析。生活者視点のコミュニケーションの切り口となり得る訴求文脈を発見する。これまで300社以上の企業に提供し、ブランドの共感形成と想起形成に寄与するマーケティングコミュニケーション戦略に活用されている。

 現在、TikTokクリエイターの戦略的な起用が求められている一方で、単にフォロワー数の多い人気クリエイターが商品をアピールするだけでは、ターゲット層にうまくリーチできないという問題が生じている。商品の訴求ポイントの伝わりづらさや、広告コミュニケーションとして成立しづらいといった実情もあり、TikTokの効果を引き出し切れていない。

 スパイスボックスが担うソーシャルデータの分析による生活者視点の訴求テーマ開発と、M2DKによるTikTokトレンドに最適化したクリエイティブ開発を組み合わせることで施策を最適化し、SNSでの拡散を狙う。

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