LINEヤフーが実施した2023年下期のインターネット利用環境に関する調査結果です。
LINEヤフーは2016年4月より半期に一度、スマートフォンなどでのインターネット利用に関する定点調査を実施しています。同社が2024年2月28日に発表した2023年下期版の結果によると、日常的なインターネットの利用環境として「スマホ」を挙げた人は全体の91%でした。前回より6ポイント減少したものの依然として高水準を維持しています。
調査対象全体(15〜79歳の男女計1174サンプル)における構成比を見ると、最多は「スマホのみ」(54%)でした。以下、「スマホとPC」(37%)、「PCのみ」(1%)という結果になりました。直近3年間の推移でも「スマホのみ」のインターネット利用者は増加傾向にあります。2021年4月の時点では46%でしたが、2023年10月には8ポイント上昇して54%に達しています。男女別でもいずれも「スマホのみ」が増加傾向にあり、男性は2021年4月の32%から2023年10月には41%へ、女性は59%から66%へと増加しています。
年代別では60代以上のシニア層でスマホでのインターネット利用者の増加傾向が顕著です。60代は86%、70代は65%の利用率となり、堅調に推移しているのが分かります。
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