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» 2024年01月04日 07時00分 公開

2024年、成功したいデジタルマーケターがやるべきこと5選Social MediaToday

2024年のマーケティングプランニングにおいて注目すべき5つの主要なトレンドについて、ポイントを絞って解説する。

[Andrew HutchinsonSocial Media Today]
Social Media Today

 新しい年の幕開けは、マーケティングやプロモーションの効果を最大化するためのアプローチを再構築し、別の方向性を試す良い機会となる。

 また、目まぐるしく変化する人々の行動に合わせて、彼らが活動している場所で心に響くメッセージを伝えるためには、常に最新のトレンドを把握しておくことが重要だ。

 そこで本稿では、2024年のマーケティングプランニングにおいて注目すべき5つの主要なトレンドについて、ポイントを絞って解説する。

1. ショート動画を試してみよう

 既に何度も見聞きしているだろうが、2024年のマーケティングプランにおいては、ショート動画を試してみるべきだ。ショート動画はYouTubeやInstagram、Facebook、Snapchatで最も急速に成長しているコンテンツタイプであり、もちろんTikTokにおいて重要なエンゲージメント手段であり続けている。Xもユーザーフィードにおいてより多くの動画コンテンツを優先させることを検討している。そして実際、ショート動画コンテンツに投資した多くの企業がブランド認知度の大幅な向上というメリットを享受している。

 課題は魅力的なショートフォームコンテンツを作成することにあり、これは簡単に解決できるこのではない。だが、特定の時点で最もパフォーマンスの高いブランドコンテンツを紹介するTikTokのトップ広告リスト(外部リンク)など、ガイドとなるリソースも増えている。

 さらに、Google(外部リンク/英語)をはじめとするプラットフォームが、テキストプロンプトに基づいてビデオクリップを構築できる生成AIツールなど、ブランドが短編ビデオを簡単に作成できるようにする新しいツールを開発する動きもある。

 選択肢を検討し、何が共感を呼ぶかを見てみるといいだろう。これにより、ショート動画の潜在的なアイデアについて独自のアイデアが湧くかもしれない。

 さまざまなプラットフォームに同じ動画クリップを再投稿することで、別のプラットフォーム用のすかしの入ったコンテンツをそのまま流用するのでない限り(※)ROIは最大化し、実験すればするほど、より良い結果が得られる。ショート動画の人気はすぐに衰えるとは思えないので、少なくとも注目はすておくべきだろう。

編注:Instagram(外部リンク/英語)はクリエイター向けのアドバイスとして、他のプラットフォームからの流用ではなくリール用のオリジナルコンテンツを投稿することを推奨している。

2. メッセージングの可能性を探ってみよう

 過去3年間の主要トレンドの一つになっているのが、SNSへの公開投稿からDMグループでのよりプライベートな共有へのシフトだ。

 その理由はさまざまだ。知名度の高いユーザーは過去の投稿を蒸し返されることに頭を悩ませ、何を共有するかについて神経質になっている。また、政治的な分断や論争のせいで人々が個人的な考えを共有することに対する興味を失っているということもある。一方、気まぐれに些細な日常を報告することに飽きて、さまざまなプロフィールを曖昧な日常のハイライトのショーケースとして扱っているユーザーも多い。

 このように、デジタルインタラクションは変化しており、投稿の共有をプライベートに限定する人が増えている。これはブランドからすると、コンテンツ視聴のトラッキングと浸透がはるかに困難になる可能性があるということだ。

 しかし、信頼のあるブランドは敬意を持ってDMを扱うので、これを貴重なコネクションチャネルとして活用することができる。潜在顧客の受信トレイにアクセスできるようになれば、それは重要なプロモーションのツールとなる。より多くのメッセージが読まれ、ブランドの認知度とエンゲージメントが向上する可能性がある。

 ここで重要なのは、限定オファー、プライベートな取引を共有できる友人へのオファー、関連性を維持するためのハイパーセグメンテーション、そして押し付けがましくないメッセージングスケジュールである。

 お得なキャンペーンにサインアップするよう人々を招待し、オーディエンスをメッセージングのオファーに合わせる方法を見つければ、メッセージングへのシフトから恩恵を受けることができる。

3. 代替プラットフォームを検討しよう

 どう見てもXは広告の選択肢としては衰退している。一部のニッチなブランドにとってはそうではないかもしれないし、大手ブランドが離反してXの存在感が低下する中で、むしろ競争が減って検討対象となることもあるだろう。しかし、大多数のブランドは2024年にX戦略を再考することになるはずだ。

 故に、小規模でニッチなソーシャルプラットフォームをいくつか試してみて、どのような結果が得られるかを確認する価値はあるかもしれない。

 Redditは広告オプションの改良を続けており、Pinterestでは4億人を超えるアクティブユーザーが高い購入意欲を持ってアプリにアクセスしている。Snapchatは依然として若者にとって重要なコネクターであり続けている。

 もし、これらを広告媒体としてまだ使ったことがないのであれば、Xからの移行先として、それらを試して、どのような結果が得られるかを確認してみるといいかもしれない。

 Threadsにもチャンスがある。Threadsはまだ広告を掲載していないが、オーガニックなブランド認知の場としては依然として価値があるかもしれない。LinkedInも動きが活発化している。Xにおけるさまざまな変更の結果、プランニングに柔軟性が生じているのであれば、さまざまな選択肢を検討する時期かもしれない。

4. 生成AIツールを試してみよう

 私は最新の生成AIアプリをいろいろとテストしてきたが、それらが実際に自分の作業を全面的に代替できるとは今のところ考えていない。だが、さまざまなプロセスの要素としては、あると便利だ。

 生成AIはどこにも行かないし、今後も進化し続けて多くの職場やビジネスプロセスの大きな部分を占めるようになるだろう。従って、生成AIを理解し、さまざまなアプリが日常のプロセスの最適化にどのように役立つかについて検討する必要がある。

 生成AIはオーディオやビデオ制作など、より多くの分野に拡大しており、2024年はこの両方の面で大きな進歩が見られることが期待できる。ただし、そのようなプロジェクトの基本的な核となるのがクリエイティブであることに変わりはなく、魅力的なコンセプトを考え出すことは、依然として機械にはまねができない。生成AIは本質的に派生的なものであり、学習データに組み込まれたあらゆる例に基づいた近似値であるため、過去のものと類似した出力しか提供できない。

 コンセプトを考えるのは依然として人間の領域だが、その他のほぼ全ての要素については、おそらく生成AIツールから何らかの利点を得ることができるだろう。

 AIシステムがどのように機能するかを学び、提供されているさまざまなツールとその進化を理解し、それらをプロセスに適用する方法を検討してほしい。

 まずはLinkedIn Learningが用意したさまざまなAIコースから始めるのがいいだろう。そのうちのいくつかは無料で利用できる。

5. ARと3Dオブジェクトの作成について理解を深めよう

 次世代のデジタルインタラクションは、AR、VR、メタバースなど、いずれかの没入感の高い環境で行われるようになるだろう。

 確かに、Metaはメタバースのビジョンに未来を賭けるには早過ぎたかもしれないが、これが私たちが向かうべき方向であるという見方は正しい。

 最近の子どもたちは「Fortnite」「Minecraft」「Roblox」のような没入型ゲームの世界で時間を過ごし、そこで人との付き合いを深める。これは、より広範なエンゲージメントトレンドの未来を指し示すものであり、いずれはプロフェッショナルな交流もここに含まれるようになるだろう。

 納得できない人はFacebook Workplaceのことを考えてみてほしい。Facebook Workplaceには現在700万人を超える有料登録者がおり、ほぼ全ての企業がFacebookのUIに基づいた独自バージョンのコラボレーションツールを導入している。これらのツールは若者のエンゲージメントトレンドに端を発したものだったが、それらのユーザーが年齢を重ねるにつれて、ビジネスオプションの論理的な開発フレームワークとなっている。

 これらのトレンドは示唆的だ。次世代のARウェアラブルがまもなく市場に投入されれば、あらゆるユーザーにより強い場所の感覚や臨場感をもたらすような革命が起こるだろう。

 このことを念頭に置いて、提供されている最新のARツールや、こうした新しいスペースでの存在感や表現力を高めるために製品の3Dデジタル版を作成する方法を理解するのは価値があることだ。

 生成AIベースのツールは作成プロセスの簡素化に役立つ一方、AR構築プラットフォームもますます進化し、使いやすくなっているため、独自の没入型体験を作ることができる。

 あなたもいずれ3D環境内で何かをすることになる。今こそ、これらのプロセスがどのように機能するかを学び始める時期なのかもしれない。


 デジタルマーケティング分野ではさまざまな新たなトレンドが生まれている。常に先手を打つためには、その潮流がどこに押し寄せているかを認識することが重要だ。ここに挙げた指針は2024年の取り組みの成果を最大化するのに役立つだろう。

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