CEOの半数以上が「成長」に主眼を置き、危機を乗り越えた先には機会があると考えています。
Gartnerは、CEOおよび上級ビジネス幹部を対象にした年次調査レポート「2021 Gartner CEO Survey:The Year of Rebuilding」を発表しました。調査は北米、欧州、中東、アフリカ、アジア太平洋地域におけるさまざまな業界、売上高、規模の企業に属する465人の現役CEOおよび上級ビジネス幹部を対象としています。
同レポートによると、2020年から2021年にかけての経済情勢を「拡大」と予測するCEO は60%。「停滞」と予測するCEOは40%でした。
調査では今後2年間 (2021〜2022年) にわたる企業の戦略的なビジネス上の最優先課題上位5項目を自由記述で回答するよう依頼しています。回答を集計した結果、CEOの半数以上は「成長」に主眼を置いていることが分かりました。「テクノロジー関連の変更」「企業行動」がそれに続いています。「デジタル」というシンプルな単語を使うCEOは年々増えており、2021年の調査では5人に1人が使用していました。
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