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DX(デジタルトランスフォーメーション)は今日の企業が生き残るための必須条件だ。日々アップデートされる顧客ニーズを捉え、自らも変わっていかないことには、いずれグローバルのテック企業に市場を根こそぎ奪われることになりかねない。
それはあらゆる企業に当てはまる。しかし、現実的には企業規模が大きくなればなるほど、DXは遅々として進まなくなりがちだ。組織が分断され、システムは連携せず、ため込んだデータが全く生かされなければ、どれだけデジタルに投資しようとも、そこに変革は生まれない。
こうした課題を乗り越えようと、DXを推進するために高いスキルを持った人材を集めて大企業の中に専任部署を立ち上げる動きも見られる。だが、それはそれで思うように機能せず、かえって社内の溝を深めてしまうこともあるという話も聞こえてくる。
そんな難度の高い大企業のDXで着々と実績を積み重ねてきたのが、野呂健太氏だ。野呂氏は新卒で入社したNTTドコモで「dポイント」の立ち上げに関わり、その後出向した損害保険ジャパン(以下、損保ジャパン)では「LINEによる保険金請求サービス」や「SOMPO AI修理見積サービス」を企画立案し、軌道に乗せた。損保ジャパンでは在籍3年弱で約20の新サービスを世に打ち出している。そして2020年4月、野呂氏はオプトデジタル設立と同時に代表取締役に就任し、企業のDXを支援する立場に転身した。
大企業の実情を知るからこそ見える本当の課題とその解決策を、野呂氏が語った。
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