調査リポート
» 2020年10月07日 22時00分 公開

今日のリサーチ:シネアド(映画館上映CM)は1回接触でテレビCMやデジタル動画広告を超えるブランドリフト――シネブリッジ調査

統合的なメディアプラニングにおけるシネアド(映画館上映CM)の役割と重要性について。

[ITmedia マーケティング]

 シネブリッジとデジタルシネアド・コンソーシアムは、カンター・ジャパンが提供するメディア効果測定手法「クロスメディアリサーチ」を用いて、シネアド(映画館上映CM)とテレビCM、デジタル動画広告の広告効果に関するクロスメディア調査を実施しました。 クロスメディアリサーチは、メディア投資に対してブランド形成にどのようなリターンがあったかを明らかにするための調査として設計されています。メディアごとの効果や、それを組み合わせることによるシナジー効果はもちろん、ペイドメディア以外のスポンサーシップ、イベント、広報活動、口コミ、バイラルコンテンツ、店頭活動の効果も見ることができます。

 今回の調査はジョンソン・エンド・ジョンソンとメルセデス・ベンツ日本の協力の下、「リステリン トータルケア+/トータルケア ゼロ+」と「メルセデス・ベンツ CLA」の2ブランドのキャンペーンで実施しました。広告1接触当たりのブランドリフト値(態度変容効果)を見ると「認知形成」「意向形成」「イメージ形成」の各指標に対して、シネアドはテレビCMとデジタル動画広告に比べて圧倒的に高い効果を示しています。グラフからは特に「意向形成」においてシネアドが果たす役割は大きいことが分かります。ミドルファネルに当たる意向形成に強いということは、広告主が伝えたいブランドメッセージやブランドが持つ世界観を理解浸透させるためには欠かせないメディアであるといえます。また、テレビCMやデジタル動画広告は複数回の接触で広告効果が生じると考えられますが、シネアドは1回の接触でもブランド指標のリフトアップに強い効果が生じました。

ブランドリフト値:広告接触による態度変容
1接触当たりの態度変容効果:ブランドリフト値を各メディアの平均フリクエンシーで割って算出したもの

シネアドは「自分向け」イメージ

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