レシピアプリの中で保有者の多い上位6アプリについて10〜50代の男女2286人にNPS調査を実施すると、プラススコアを出したアプリは唯一「クックパッド」のみでした。
ネットリサーチ事業を手掛けるテスティーは、若年層を対象に調査した結果を発信する「TesTee Lab」において、10〜30代男女1637人を対象にしたレシピアプリに関する調査と、10〜50代男女2286人を対象にしたNPS(ネットプロモータースコア)調査を実施しました。
最初の調査でまず料理経験があるか尋ねたところ、「料理をする」と回答した人は10代で69.9%、20代で77.6%、30代で80.6%となりました。次に「料理をする」と回答した人を対象に、知っているレシピアプリとその中で一番利用しているレシピアプリを尋ねたところ「クックパッド」がいずれの年代においても第1位となりました。
認知率ではどの年代でもクックパッドが圧倒的ではあるものの、「クラシル」「DELISH KITCHEN」は20代における認知率が他年代より高い傾向があることが分かりました。
続いて、レシピアプリの中で保有者の多い上位6アプリについてNPS調査を実施すると、やはりNPSが最も高いのはクックパッドで、5.3という結果となりました。6アプリ平均はマイナス20.2。プラススコアを出したアプリはクックパッドのみでした。クックパッドのNPSの結果は以下の通りです。
推奨者からは投稿数の多さやコメント、ランキングなどの機能面で高い評価を得ているようです。さらに、NPS項目とは別に「使いやすさ」「コンテンツ量」など5項目について満足度を調べると、クックパッドは4項目において平均よりも数値が高くなっています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う外出自粛期間が長くなり、「巣ごもり消費」が活発化しているといわれます。おうち時間で料理を楽しむ人に注目されるレシピサイトは、食関連の商材を扱う事業者にとっても、消費者と接触する場としてますます重要度を増しているのではないでしょうか。
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