印刷業の休廃業・解散、2019年は過去最多の436件――東京商工リサーチ調べ今日のリサーチ

東京商工リサーチの特別企画「2019年『印刷業の休廃業・解散』動向調査」の結果です。

» 2020年02月07日 19時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 東京商工リサーチは特別企画「2019年『印刷業の休廃業・解散』動向調査」の結果を発表しました。同調査は東京商工リサーチが保有する企業データベースから「休廃業・解散」が判明した企業を抽出したもの。休廃業・解散とは倒産(法的整理、私的整理)以外で、事業活動を停止した企業と定義しています。

 これによると2019年の印刷業の「休廃業・解散」は436件(前年比13.2%増、前年385件)で、調査を開始した2000年以降で最多となりました。休廃業・解散は全業種では4万3348件(前年比7.2%減)と2年ぶりに減少に転じている中で、印刷業は3年連続の増加で対照的な動きを見せています。

業歴50年以上の老舗企業の休廃業・解散が最多に

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