ソーシャルメディアの種類によって、購買に影響を与えている業種が大きく異なることが分かりました。
企業のソーシャルメディアマーケティング支援を行うアジャイルメディア・ネットワークが「クチコミ接触者の購買転換率調査」を実施しました。
同社では、企業の活動に参加して企業やブランドを応援し、口コミを広めてくれる人々を「アンバサダー」と定義し、アンバサダーを軸にマーケティング活動を見直す「アンバサダーサイクル」というコンセプトを提唱しています。
ソーシャルメディアの口コミがその友達やフォロワーの購買動向に影響を与えていることは広く認識されるようになってきています。しかし、一口にソーシャルメディアといってもサービスは多岐にわたり、具体的にどのメディアがどの業種に影響を与えるのかは、必ずしも明らかではありませんでした。
そこで同社は今回、日本で多数の利用者に使われていると思われる7つのソーシャルメディアを中心に、ソーシャルメディアへの投稿がその友人やフォロワーの購買や来店にどれぐらい影響している可能性があるかを調べました。調査対象はSNS利用者1112人を性別・年齢分布を軸にスクリーニングした上で「ソーシャルメディア上で半年以内に口コミに接触したことがある」と回答した883人。調査対象サービスは「Twitter」「Facebook」「Instagram」「LINE」「YouTube」「TikTok」「ブログ」の7つ。回答数が多かったのは、LINE、YouTube、Twitter、Instagram、Facebook、ブログの順でした(TikTokは有効回答数が少なかったため、分析対象から除外)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.