イーライフは、タイで日本企業のデジタルマーケティングを支援する口コミプラットフォーム「LA ViDA Thailand」の提供を開始した。
インタラクティブマーケティングの戦略立案から基盤構築、対話コミュニケーションの運営、調査分析までワンストップに提供するイーライフは、タイで日本企業のデジタルマーケティングを支援する「LA ViDA Thailand(ラビーダ・タイランド)」の提供を開始した。
消費者との対話や協業により企業価値を向上するイーライフ独自の「PRM-Method」を生かし、オフラインでの口コミを展開する一方、東南アジア最大級規模のオンラインマーケットプレース「LAZADA(ラザダ)」を活用した口コミ施策を展開する。
シンガポールに本社を構えるLAZADAは、ASEAN6カ国へ展開し、Amazonの存在しない東南アジアにおいて「アジアのAmazon」とも呼ばれる。2016年には中国電子商取引最大手のAlibaba(阿里巴巴集団:アリババ)が経営権を10億ドルで取得している。
口コミの起点となるのは、イーライフがタイ国内で集めた「buzzリーダー」。口コミ力が高く、無報酬での推奨活動に意欲的な優良会員がプラットフォームとして母集団化していることがLA ViDA Thailandの特徴だ。
LA ViDA Thailandの正式提供に先行して行った日本の大手衛生用品メーカーとの実証実験では、商品を実際に試したbuzzリーダーの商品購入意向が9割を超え、VOC(口コミ)獲得率が5割以上となり、商品を実際に試したbuzzリーダーの1次口コミを基点に、3倍の人数への波及が確認されたという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.