楽天とAdRoll Groupが新会社を設立。
楽天とAdRoll Groupは、日本国内の広告主企業に世界水準のパフォーマンス広告プラットフォームを提供する新会社「楽天アドロール株式会社」を設立することについて最終合意した。広告主企業は2018年11月1日より、楽天のビッグデータを活用した広告ソリューション「Rakuten Marketing Platform」と、データ主導の広告で消費者の購買行動を促進するAdRoll Groupの知見を組み合わせた広告商品を利用できるようになる。
AdRollの顧客企業は世界で3万7000社以上。楽天は、約9900万の楽天IDをはじめとするビッグデータを活用し、消費行動の全ての段階に対応したフルファネルでのマーケティングソリューションをクライアント企業に提供している。2018年5月には提供する広告関連商品群を統一ブランド「Rakuten Marketing Platform」に集約し、より統合的なマーケティングの実現を推進している。
楽天副社長執行役員CROで子会社の楽天データマーケティング代表取締役社長の有馬 誠氏は2017年7月に現職に就任する直前まで、AdRoll日本法人取締役会長を務めていた。
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