ブレインパッドとRPAテクノロジーズは、RPAによるEC業務支援パッケージプランを発表した。
ブレインパッドとRPAテクノロジーズは、ECショップ運営で発生する業務の自動化を支援する「EC業務支援パッケージ」を共同開発し、2018年9月18日より提供を開始する。
ブレインパッドは、RPAテクノロジーズと販売代理店契約を締結し、同社が提供するRPA(ロボティックプロセスオートメーション:提携業務の自動化)ツール「BizRobo! Basic(ビズロボ・ベーシック)」にブレインパッドの分析知見などを付加したソリューション「ブレインロボ(BrainRobo)」を提供している。
EC業務支援パッケージは、顧客獲得を目的とするWeb広告などの効果測定に必要なデータ集計から、商品の販売・配達後のフォローまで、複数のECショップ管理ツールなどですぐに使えるテンプレートを提供するだけでなく、自動化の対象となる業務の棚卸しや、自社で運用できる体制づくりまでを網羅した支援サービスとなっている。
ECショップは、外部のECモールへの出店やパッケージソフトの導入で、比較的簡単に開設できるようになっている。一方で日々のショップ運営では、商品登録や価格調整、発送指示、問い合わせ対応などの多くの手作業が発生し、複数のショップを運営する場合は、これらの作業はさらに煩雑になる。
新パッケージはECショップ運営で発生する業務やそれに付随する作業指示、集計業務について、すぐにRPA化を始められる以下のようなテンプレートを用意している。
また、どのような業務がRPA化に向いているのかなど、一歩踏み込んだ業務整理や棚卸しを行い、RPA導入の価値を見積もりするほか内製化に必要な体制の立ち上げ支援を行う。
さらに、ルールベースに基づいて動作するRPAだけでなく、AIや分析モデル、外部サービスと連携させることで、人の判断が必要となるような業務についても自動化を実現する。高度活用例は下記の通り。
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