Webサイト分析の人工知能「AIアナリスト」に異常検知機能コンバージョンに影響する異常と原因をAIが報告

WACULは、Webサイト分析の人工知能「AIアナリスト」に、Webサイトの異常を発見して原因と併せて報告する新機能「異常検知分析」を追加した。

» 2017年08月07日 01時00分 公開
[ITmedia]

 WACUL(ワカル)は、Googleアナリティクスのアクセス解析データと連携させた大量のデータを人工知能(AI)が分析するツール「AIアナリスト」に新機能「異常検知分析」を追加した。同機能では、過去のデータを基にWebサイトの傾向を分析し、現在のデータが正常なのか異常なのかを判断し、購入や問い合わせなどコンバージョンへの影響が大きい「知るべき異常」のみを報告する。また、異常を知らせるだけはなく、その原因となった流入元と入口ページを、影響が大きい順に並べて表示。異常が発生した際、すぐに問題を特定できるので、適切な対策をタイムリーに実現できる。

「異常検知分析」のイメージ《クリックで拡大》

 本機能の追加で毎日のアクセス解析データチェックに割く時間を削減できるだけでなく、「広告の枯渇」「検索順位の落下」「サイト改悪」など、人間には気付きにくい長期的な変化まで知ることができる。

 WACULではAIアナリストの無料版も提供しており、リニューアル後の一部機能も無料で利用できるという。

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