サイトコアとアバナードは、東京ガスがサイトコアのWebコンテンツ管理システムを採用し、契約者向けポータルサイト「myTOKYOGAS」を刷新したと発表した。
サイトコアとアバナードは2017年6月7日、サイトコアが提供するWebコンテンツ管理システム「Sitecore Experience Platform」を東京ガスが採用し、同社の契約者向けポータルサイト「myTOKYOGAS」を刷新したと発表した。
今回のリニューアルでは、エネルギーの使用量や料金を表示するだけのWebサイトから東京ガスブランドに対するロイヤリティー向上に貢献するWebサイトへの転換を図り、個々のユーザーに合わせて食や暮らし、省エネ、地域に関連する情報を出し分けできるように内容を変更した。
導入には、Sitecoreの導入を国内外で多く手掛けるアバナードが協力会社として参画。ポータルサイトの役割という原点に立ち返り、サイトのターゲティングや顧客のニーズを再確認した上で、東京ガスのデジタルマーケティング戦略の一環としてサイトへ展開するさまざまなサービス要件を設計やデザインに落とし込む支援を行った。刷新の結果、リニューアル前に比べて会員登録数が約600%増加したという。
今後は、地域密着型店舗「東京ガスライフバル」のイベントなどの情報とポータルサイトとを連携させたキャンペーンなども企画していく計画だ。
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