従来のスタイルにとらわれず広告の未来の形を評価することをめざすインタラクティブ部門では宮崎県小林市の移住促進CM「ンダモシタン小林」が満票でグランプリを獲得した。この作品は小林市に長年住むという設定のフランス人がフランス語らしき言葉で市の魅力を語るという一見ノーマルなものだが、字幕を追っていくと最後に意外な事実が判明する。インタラクティブ部門審査委員長の博報堂 須田和博氏は選考理由を「規模ではない知恵のアプローチ、フィルムとしてウェルメイドながら、YouTubeという再生環境を仕掛けとして企画に取り込んでいるところが見事」と述べている。
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