デジタルインセンティブ――費用対効果に優れたキャンペーンを実現、デジタルコンテンツが「顧客」と「利益」を呼ぶトレンドキーワードを知る

販売促進やアウェアネスを目的に実施するキャンペーンにおいて、顧客の参加を促すための手段によく用いられるのが「デジタルインセンティブ」である。モバイルとデジタルコンテンツ市場の発展に伴い、近年は多種多様な報奨が提供されている。

» 2016年08月19日 10時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

デジタルコンテンツで集客・販促する時代に

 集客・販促目的のキャンペーンを実施し、顧客に景品やオマケを配布する行為は古くから行われてきたが、インターネットでさまざまなデジタルサービスが提供される時代になり、そうしたキャンペーンは、そのままオンラインにも引き継がれた。

 デジタルコンテンツの景品やオマケをプレゼントする「デジタルインセンティブ」は、PCがインターネット利用の主流だった1990年代から始まり、「壁紙(ウォールペーパー)」「スクリーンセイバー」などのオリジナルコンテンツが一般的だった。2000年代に入ってオンラインゲームやブログが普及すると、ゲームアイテムやブログパーツなどもデジタルインセンティブとして使われるようになり、携帯電話(フィーチャーフォン)が普及すると「待ち受け画面」「着信メロディ(着メロ)」などが利用された。

 さらにスマートフォンの普及でインセンティブは多様化。メッセージングアプリ「LINE」で利用できる「スタンプ」(テキストメッセージ中に挿入できるイラスト画)などは日用品のオマケとして定着した。また、他のものに交換可能なデジタルクーポンが用いられることも増えている。

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