アイティメディアがイノーバおよびリーグルと共同で開催した「案件につながるB2Bマーケティング入門――リード獲得の後、何をするべきか?」の内容をダイジェストで紹介する。
アイティメディアは2016年6月22日、イノーバおよびリーグルと共同で「案件につながるB2Bマーケティング入門――リード獲得の後、何をするべきか?」と題する勉強会を実施した。
デジタルとリアルのさまざまなデータをシングルソース化し、「リード(見込み客)」をスコアリングして育成するデジタルマーケティングの手法が広く浸透しつある。
しかし、一方では獲得したリードが案件にうまく結び付かない、もしくは獲得したリードの数に対して営業リソースが十分でなく効率よくアプローチできないといった悩みもしばしば耳にする。
本セミナーではデジタルマーケティングとインサイドセールスのエキスパートが、こうした課題を克服し「案件」を創出するための方法論を語った。
・各パートまとめの末尾から講演資料を無料でダウンロードできます。
最初に「B2B製品ユーザーの変化とリードジェネレーション手法の最適化」というテーマを掲げて登壇したのは、アイティメディアでリード研究所 所長を務める小柴 豊だ。アイティメディアはインターネット専業のメディア企業として1999年に創業し、現在では「TechTargetジャパン」「キーマンズネット」という2つのメディアを軸に、スポンサー企業の製品導入につながる見込み客情報を提供するビジネス(リードジェネレーション)を、新たなコア事業としている。
本セミナーで小柴は、メディアを軸にしたリードジェネレーションの現状を紹介しつつ、昨今のトレンドを紹介した。
まず、ここ2、3年の傾向として、単に目標件数のリードを獲得するだけでなく、何件がアポイントメントにつながったのか、案件化したのは何件かというところまで報告が必要なケースが多くなっているという変化を指摘した。以下、ポイントを抜粋して紹介する。
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