1998年に創業し、印章関連商品のオンラインショップとしてトップを走るハンコヤドットコム。日本でのGoogle Adwords開始当初からリスティング広告で成果を上げてきたが、2014年6月にインハウスリスティングに転向したことで、予想外にパフォーマンスが上昇した。その成功の秘密を探る。
近年耳にする機会が増えた「インハウスリスティング」。その名の通り、リスティング広告運用を代理店に任せるのではなく、社内に担当者を置いて自社で運用することを指す。
代理店への手数料がかからない、スピード感を持った対応が可能、自社サービス/商品のターゲットに関する深い理解を持っているなどメリットが多い一方、人的コストがかかる、考え方や施策がワンパターン化しやすいなどデメリットも当然ある。
「弊社では2002年からGoogle Adwordsを活用してきました。立ち上げ時期は代理店と組んで方法を確立させていくことが大事ですが、そろそろインハウス化するフェーズだと感じていました」と語るのは、ハンコヤドットコムのマーケティング事業部 部長 森龍彦氏だ。
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