“マーケティング再創造(MARKETING REINOVATION)”というテーマを掲げることで米アドビは、デジタル時代において変わらざるを得ないマーケティングの状況を端的に指摘する。変化の中心にあるのはデータだ。顧客とのタッチポイントが増え、収集できるデータ量が増加すると同時に、データの種類も拡大した。設定すべきKPIが多様化することで、策定すべき戦略の可能性も広がった。いまや、マーケティングは企業内の一部門だけに関係する業務ではなく、企業が組織的に取り組むべき最重要の経営課題となっている。アドビはマーケティングを巡るそんな状況を「マーケティング再創造」という言葉で象徴した。
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