米国ユタ州ソルトレイクシティで開催中の「Adobe Summit 2014」。米アドビはイベントのテーマに“マーケティング再創造(MARKETING REINOVATION)”を掲げ、最新のテクノロジーが実現するデジタルマーケティングの可能性についてデジタルマーケター、代理店、技術者など5500人以上に向けて発表した。
“マーケティング再創造(MARKETING REINOVATION)”というテーマを掲げることで米アドビは、デジタル時代において変わらざるを得ないマーケティングの状況を端的に指摘する。変化の中心にあるのはデータだ。顧客とのタッチポイントが増え、収集できるデータ量が増加すると同時に、データの種類も拡大した。設定すべきKPIが多様化することで、策定すべき戦略の可能性も広がった。いまや、マーケティングは企業内の一部門だけに関係する業務ではなく、企業が組織的に取り組むべき最重要の経営課題となっている。アドビはマーケティングを巡るそんな状況を「マーケティング再創造」という言葉で象徴した。
アドビシステムズ、Neolane社買収完了とAdobe Experience Managerの最新事例を発表
ソフトバンク・テクノロジー、総合デジタルマーケティングソリューション「Adobe Marketing Cloud」の提供を開始
デジタルマーケティング時代の「4P」とは
マーケティングの「ビジョン」と「現実」のあいだ
デジタルマーケティング推進のための「組織論」――楽天 編成部 アクセス解析・最適化推進チームの事例からCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.