クーポンがもらえるiPhone用アプリ「Road+」を提供するダイマーズラボ、大手小売カクヤスと協業してO2O連携を開始O2O連携

歩くだけでクーポンがもらえるiPhoneアプリ「Road+」を展開するダイマーズラボは4月12日、アルコール・清涼飲料水の低価格店舗を営むカクヤスと協業し、飲料メーカーから提供されるサンプル商品をRoad+で獲得するO2O連携サービスを開始した。

» 2013年04月15日 14時45分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 これは、Road+に配信されたサンプル商品引き換えクーポンをカクヤス店舗に持っていくと、店員がクーポンに表示されたバーコードをスキャンし、商品を渡すというもの。第1弾として、カクヤスオリジナルブランドの発泡酒「Proost糖質50%OFF350mlの2本セット」のクーポンを配信する。

 Road+は、毎日の移動距離に応じてポイントを獲得し、そのポイントをクーポン券やギフト券に交換できるiPhoneアプリで、企業が主催するチャリティーイベントやギフトイベントへの参加もできる。Road+の「ギフトイベント」で、カクヤスのギフトイベントに「参加する」を押すと、クーポンが配布される仕組みだ。

 通常、サンプル飲料などはイベント会場を設置するなどで配布しているが、人件費やイベント協賛費など、膨大なコストがかかるのがネックだった。Road+との連携により、商品配布人件費などを抑制しつつ、効率的に見込み顧客にサンプリングを実施できる。また、来店を促すことで、併売率の向上も見込んでいるという。

 今回の連携に際し、Road+では、「クーポン使用率の効果測定」「24時間限定クーポンによる重複利用阻止」の2つを施し、サンプリング実施効果の向上を実現している。

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