日本オラクル、国内の新データセンターで「Oracle RightNow Cloud Service」へのアクセス提供を開始企業のカスタマー・エクスペリエンス強化を支援

日本オラクルは2013年3月25日、国内に新たなデータセンターを開設し、「Oracle RightNow Cloud Service」へのセキュアなアクセスを提供開始したと発表した。

» 2013年03月26日 14時38分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 「Oracle RightNow Cloud Service」は、Web、ソーシャルネットワーク、コンタクトセンターを一体化した、クラウド環境で提供されるクロスチャネル型の統合サービスソリューション。ソーシャルメディアのマーケティング効果を可視化し、企業のマーケティング活動や、顧客との信頼関係の構築、関係強化を支援する。今回新たに開設したデータセンターは、特にOracle RightNow Cloud Serviceに特化してセキュアなアクセシビリティを企業に提供すると共に、安全運用を実現し、日本企業に対し、カスタマー・エクスペリエンス向上を支援する体制を整えているという。

 同社では「Oracle RightNow Cloud Serviceの新データセンターにより、企業はより積極的に、個別化したカスタマー・エクスペリエンスを顧客に提供できるようになる」とする。国内に専用のデータセンターを設置したことで、日本市場で要求されるサービスレベルへの対応や、適切なデータ統制を踏まえた運用管理を可能にしていくという。

 オラクル・コーポレーション プレジデントのマーク・ハード氏は今回の発表に関し、企業が自社リソースを本業に集中できるように支援すると表明し、さらに「オラクルの最新のデータセンターにより、日本企業をソフトウェア管理の負荷から解き放ち、お客さまと向き合うことにより多くのリソースを投入できるようにする」と述べている。

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