弊社ではadstirRTBだけでなく、adpapriというアドネットワークや、adstirのアドサーバー機能/SSP機能も運用しています。RTB開発の技術面の話に入る前に、一般的な高速化とはどのようなものか解説します。
具体的な名前を出せば、memcachedやredisといったNoSQLで行い、mysqlなどのRDBへのアクセスは配信面では完全に排除します。
広告配信ではバックエンドのAPIのように再利用可能なデータ以外、フロントエンドではproxyキャッシュのようなものは利用できません。よってできるだけ高速な処理を行うことに気を遣う必要があります。使用する開発言語によって方法は異なりますが、perlであればstarmanのような高速で動作するWebサーバーをベースに開発し、できるだけ無駄な処理を廃します。弊社では処理のオーバーヘッドをできるだけ小さくするために、C言語かluaを利用しています。
上記の一般的な高速化に加え、弊社では以下のような手段で高速化とコスト面の両立をしています。
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第1回 進化するアドテクノロジー――「枠から人へ」の変化
アドテクノロジーは誰のために、どんな目的で生まれてきたのか――。モーションビートのチーフプロデューサー 堺真幸氏によるアドテクノロジーの基礎解説。第1回はアドテクノロジーの技術的進化を概観する。
第2回 徹底解説! DSP活用で広告効果を向上させるためのPDCA
第1回「進化するアドテクノロジー――『枠から人』への変化」では、スマートフォン広告における「広告主」「メディア」「ユーザー」という3者の立場から見たアドテクノロジーの特徴を説明しました。今回は、「広告主」にスポットを当て、マーケティング担当者の間で話題となっている「DSP」「RTB」について説明し、同時にDSPの運用方法についても解説します。
第3回 SSP活用でメディアが広告収益を最大化させるためのポイント
SSPとは、「Supply Side Platform」(サプライサイドプラットフォーム)、もしくは「Sell Side Platform」(セルサイドプラットフォーム)の略で、広告枠を提供しているメディア(Webサービス、アプリデベロッパー)が利用する広告プラットフォームのこと。今回はSSPの活用方法として、メディエーション機能とRTB広告を使ったマネタイズ手法のポイントをお伝えする。
第4回 Trading Deskの基礎――成立の背景からビジネスモデル、今後の展開予想まで
アドテクノロジーの進化により、さまざまなプレイヤーが出現してきています。DSP(DemandSidePlatform)やSSP(SupplySidePlatform)もそうですが、それらを運用する業態/組織であるTrading Deskが日本国内でも立ち上がりつつあります。今回はTrading Desk成立の背景から、ビジネスモデルの考察、プレイヤーの動きなどを解説します。
第5回 開発目線からのRTB
RTBの応答を少しでも早めるには、あらゆる面でRTBの処理時間の最小化を目指さなければならない。しかし、RTBの構造上の複雑さが事態を複雑にしている。
第1回 アトリビューションマネジメントの最前線
アトリビューションマネジメントの意義とは「アクセス解析の延長」や「広告効果測定の延長」ではない。顧客そのものの理解を深めることにあるのだ。Fringe81の田中弦氏による連載コラム「田中弦のアドテクノロジーで吠える!」第1回。アトリビューションマネジメントの最前線ではいま、何が起こっているのか?
2016年のRTB市場規模は2011年の16倍超へ――マイクロアド調べ
マイクロアドによると、RTB経由による国内のディスプレイ広告市場は、2016年で1000億円超に達する見通し。
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