スケールアウトは2月6日、検索サイトから広告主サイトへの流入キーワード別にユーザーを分類し、広告を配信できるサービス「Search eXtension」のベータ版を発表した。2月11日より広告プラットフォーム「ScaleOut Ad Platform」において提供を開始する。
Search eXtensionは、検索サイトから広告主サイトへの流入キーワード別にユーザーを分類し、キーワードごとにターゲットを設定できるリターゲティング広告のサービスである。ScaleOut Ad Platform内のDSPと接続することで利用できるようになり、キーワードごとのターゲット設定や、広告の入札が可能である点が特徴。これにより、能動的に検索を行ったユーザーのみを対象とするため、従来のページ単位でのリターゲティング広告と比較して見込み度合いの高いキーワードを優先的に配信可能であり、広告の費用対効果を上げることができる。
Search eXtensionでは、検索連動型広告と同様の運用方式を採用することにより、検索連動型広告とDSPを単一指標で評価することが可能。また、キーワードごとの広告入札であるため、Search eXtension上で配信する各キーワードをCPAなどのパフォーマンスごとに調整し、目標に見合ったキーワードのみを配信対象に選択することもできる。
同サービスはScaleOut Ad Platform内のDSPサービスに搭載され、2月のベータテストの後、同社が契約している広告代理店に順次公開される予定。
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