ミック経済研究所は1月24日、2012年度におけるソーシャルメディア広告の市場規模を発表した。
ミック経済研究所は、ソーシャルメディアを5つの分野(SNS、ブログ、Q&Aサイト、動画/画像共有サイト、クチコミサービス)に分類し、それぞれの参入プレイヤーに面接取材を実施した。その結果、ソーシャルメディアの広告収入の2012年度売上規模は、前年度比107.5%の691億円と見込まれることが分かった。
2012年度は、前年度の震災における影響から完全に脱し、フィーチャーフォンからスマートフォンへのデバイス転換が進んだことで、スマートフォン向け広告の市場が急速に拡大、前年度を上回る成長率で着地する見込みだ。
ミック経済研究所は「ソーシャルメディアは、年齢や性別、地域などの属性によって詳細なターゲティングが可能で広告効果が高い」とコメントしている。このため継続的な広告出稿が見込まれ、2012年度以降のソーシャルメディア広告市場は年平均8.3%増で成長し、2015年度には883億円規模まで拡大すると予測している。
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