当たり障りのない予想だが、2013年はデータ活用の議論が盛んになる1年となるだろう。しかし、その活用について大多数の企業が目を向けるべきは、自社で保有しているデータだけではなく、外部に存在するビッグデータの活用に視点を移すべきではないか、という点だ。
現在のビッグデータのトレンドはハードベンダーの動向がその中心にある。彼らは巨大なデータを保管し、処理する技術を製品化している。巨大データの扱いにおいてはHadoopなどの新技術が登場しているため、彼らにとってはビジネスチャンスでもあるし、顧客にとってもビジネス上、必要な技術である。売ろうとする側のシーズと必要する側のニーズがマッチしているため、ハードベンダーが作り出した現在のビッグデータトレンド自体に問題があるわけではない。
第1回 ビッグデータアナリティクスの全体像
第2回 世の中のあらゆる事象を数値化し、ビジネスに反映させる
第3回 マーケターのためのBI入門――その背景から活用分野まで
第4回 日テレ「JoinTV」の挑戦――テレビの価値はビッグデータ+セカンドスクリーンで「視聴率」から「視聴質」へ
第5回 増え続ける情報とどう向き合うか――「代官山 蔦屋書店」が目指す未来の本屋
第6回 マーケティングはよりITの領域へ
第1回 ビッグデータという時代観
第1回 レポート分析のプロトタイピングで意思決定フローを作る
第1回 データマイニングで見込み顧客を狙い撃ち
第2回 ソーシャルメディアの”感情”分析で「ブランティングの第3の波」を乗りきる
第3回 成功事例で考えるマーケティング領域のビッグデータ活用
第4回 マルチチャネルのハイブリッド分析で”儲かる”Webサイトを構築Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.