ローソンとヤフーの合弁事業会社スマートキッチンは、定期宅配サービス「スマートキッチン」を1月17日より開始する。
定期宅配サービス「スマートキッチン」は他の定期宅配サービスと比べて「食」に注力していることが特徴で、一部調理済み食品を多く取り揃えている。仕事を持つ主婦をターゲットに家事の時間が短縮できる点をアピールする。
スマートキッチンでは、献立を選ぶと必要な食材の一覧が表示され、注文リストに追加できる。また、毎週買うものを登録しておくこともできる。全てのメニューはスマートフォンやタブレット端末から利用可能。また、父母子の家族を想定した「10分本格手料理キット」など、3人分の食事を想定したメニューを800円程度で提供するといったサービスを充実させる。
2013年3月の時点で日用品などを含め、2万3000品目を取り扱い、客単価3000〜4000円を見込む。入会金や月会費は無料。宅配ペースは週1回を予定している。送料は首都圏なら無料だが、他の地域では210円〜1260円程度かかる。
スマートキッチンの代表取締役 加茂正治氏は、共働きの世帯が2010年に全体の55%に至った現状を紹介。「働く主婦が増えるという社会構造の変化に伴い、主婦の悩みだった献立、買い物、調理という3つの家事にかかる時間の短縮に貢献したい」と意気込みを語った。
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