また、マーケティングコミュニケーション施策は、お客さまの期待や価値に即したコミュニケーションでなければ成果を得ることはできません。
では、お客さまの期待や価値を把握するためにはどうしたらよいのでしょうか。
現実問題として、お客さまが期待することや価値を明確に把握することはなかなか困難なことです。仮にお客さま1人ひとりに尋ねることができたとしても、お客さまは必ずしもはっきりとした期待や価値を自覚しているとは限らないので、把握することがなかなか困難なのです。
重要なことは、お客さまが期待や価値をよせるポイントを創造することです。そして、お客さまの期待や価値を寄せるポイントを創造するためには2つの着眼点があります。
第1回 生活者の“買いたい”気分を創り上げるマーケティングコミュニケーション
第2回 コミュニケーション戦略マップ――BSC各視点の因果関係を整理
第3回 財務の視点 〜コミュニケーション戦略目標の“見える化”〜
第4回 顧客の視点 〜顧客資産価値の「見える化」と顧客セグメンテーションのためのフレームワーク〜
第5回 プロセスの視点 〜内部業務プロセスの「見える化」と「評価」のためのフレームワーク〜
第6回 プロセスの視点 〜お客さまの心を動かすコミュニケーションデザインのためのフレームワーク〜
第7回 学習と成長の視点 〜お客さま経験価値が導くお客さまへの最適な提案、お客さま経験価値マネジメントのためのフレームワーク〜
第1回 衰退する企業と躍進する企業、違いは「事業定義の仕方」にある
第2回 「多機能/高品質なのに低収益」――間違いだらけの顧客中心主義から抜け出す
第1回 CMOが日本の組織に馴染まない理由
第2回 グローバル企業のマーケティング組織マネジメントCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.