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» 2012年11月28日 08時20分 公開

【連載】「バリュープロポジション」から考えるマーケティング戦略論:第5回 企画書は永遠のβ版? 間違いだらけの企画の進め方 (2/2)

[永井孝尚,日本アイ・ビー・エム]
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アメリカ人は企画の実行結果を検証する仕組みを持っている

 私はアメリカ人と仕事をすることが多い。そしてアメリカ人は、日本人の感覚からすると「こんなに少ない時間で大雑把に立てた企画でいいのか?」と心配になるくらいスピーディにプランを実行に移している。実を言うと、私は当初、日本人の緻密さに比べアメリカ人の詰めの甘さが気になって仕方がなかった。しかしそのうち、「その後」が違うことに気がついた。彼らは当初の企画の実行結果を検証する仕組みを持っているのだ。事実に基づいて実施結果を議論し、軌道修正しながら進化させていく。実際に実行した結果から学んでいるので、結果的に進みが速いし、最終的な品質もよくなる。まさにサーフィンの方法論なのだ。

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