Googleの無料Web分析サービス「Google Analytics」のソーシャル分析機能が、数週間中に強化され、TwitterやGoogle+などのソーシャルメディア別のコンバージョンなどが分析できるようになる。
米Googleは3月20日(現地時間)、無料のWeb分析サービス「Google Analytics」のソーシャル分析機能を強化すると発表した。
現行のGoogle Analyticsには既に「ソーシャルプラグインアナリティクス」機能(リンク先はヘルプページ)があるが、向こう数週間中に従来より詳細に分析できるようになる。
Google Analyticsの「標準レポート」タブ→「ソーシャル」下の「エンゲージメント」「アクション」「ページ」という項目が、「Overview」「Sources」「Pages」「Conversions」「Social Plugins」「Social Visitor Flow」に置き換えられる。
Overview(日本語版では恐らく「サマリー」になる)は、ソーシャルメディアからのトラフィックやコンバージョンへの影響などの概要をまとめたダッシュボードのような役割をするページ。「ユーザーサマリー」ページの、ソーシャルに特化したものになる。ソーシャルメディアからの訪問が、直接コンバージョンにつながったか、サポートしたかなどが概観できる。
Sourcesでは、ソーシャルメディアごとのエンゲージメントとコンバージョンが表示される。例えば、特定の製品についてのソーシャルキャンペーンを実施した場合、各ソーシャルメディアからの訪問者がキャンペーン経由で来たのかや、訪問者の直帰率などが分かる。
Conversionsは、Google+やTwitterなど、個別のソーシャルメディアのコンバージョン率が確認できる。
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