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» 2012年09月10日 08時00分 UPDATE

【連載】清水誠のWeb解析ストラテジー:第2回 メーカーサイトでもここまで分かる貢献度 (1/2)

ページビュー、ユーザー数、広告のビューやクリック数……。Webのアクセス解析で一般的なこれらの指標は果たして、あなたの会社の経営判断に寄与しているだろうか? 「清水誠のWeb解析ストラテジー」第2回では、製造業のサイトを例に、適切な意思決定を支援する指標の定義方法およびレポーティング方法を解説する。

[清水誠,ITmedia]

購入=コンバージョンではない

 商品情報の提供とユーザーサポートがメインのWebサイトには「購入」や「資料請求」のような明確なコンバージョンがないため、「効果測定が難しい」という声をよく聞きます。確かに、サイト全体のページビューやユーザー数のような単純な数字だけを見ていても、大雑把なアクセス状況しか分かりません。マーケティングやコンテンツにお金をかければ、ある程度のアクセスは集まりますが、重要なのは「結果的にビジネスにどのような影響を与えたのか」です。「Webの効果は分からないものだ。コストだと割り切って運用を続けるしかない」などと諦める必要はありません。

 では、どのように指標を定義すれば良いのでしょうか? 今回はメーカーのサイトを例に、自社のビジネスや特性に合わせて見るべき指標とレポートを定義する方法を紹介します。

「購入」だけがコンバージョンではない

 まず、サイトの存在意義について確認します。サイト上でモノを売っていないとしても、顧客の求める情報を提供する、好感度や信頼度を高める、などのゴールはあるはずです。例えば、以下のように顧客のロイヤルティを高めるのがサイトのゴールだとします。

analytics02_01.png

 であれば、単純に「サイトを利用した結果、ロイヤルティがは高まったのか」を評価したいところです。Webは特殊なので効果測定が技術的に難しい、などと恐れる必要はありません。Web解析で工夫すれば、以下のようなレポートを毎朝定期配信できるのです。

analytics02_02.png ※チャネルへのアトリビューションは3カ月間有効のファーストタッチ

 集客やコンテンツなどの各施策がどのランクの人に対して効いたのか、さらに長期的にランクアップにどの程度貢献したのか、がわかります。

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