企業のWeb広告施策を推進している担当者約500人を対象に、課題と今後の取り組みについて聞いています。
リンクアンドパートナーズは、Web広告施策を推進している担当者508人を対象に、「広告施策の課題と改善方法」に関する意識調査を実施しました。
現在実施している広告施策で最も多いのは「SNS広告」で55.3%。それに「バナー広告」(36.4%)、「リスティング広告」(35.4%)が続きました。
次に「現在の広告施策に課題を感じていますか?」と質問したところ、「とても感じている」が37.4%。「やや感じている」(53.7%)と合わせると9割以上が課題を感じていることが分かりました。
具体的にどのようなことに課題を感じているのか聞くと、最多は「ターゲット層の選定」が52.5%でした。以下、「エンゲージメントの向上」が48.6%、「ブランド認知の拡大」が41.0%という結果でした
こうした課題解決のために実施した改善施策の中で「うまくいったもの」を聞くと、「ファーストビューの訴求を変更」が25.3%と最も多く、次いで「ターゲットに合わせた広告配信」(22.3%)、「LP・バナーで漫画を活用」「CTAの文言を改善」(いずれも21.8%)が多い結果でした。
「広告効果を高めるために、今後強化すべき要素」という質問では、「動画の活用」が61.0%、「ライブ配信の活用」が30.5%、「漫画の活用」が28.5%でした。動画、ライブ配信、漫画、いずれも「現在行っている広告施策」では上位に挙がりませんでしたが、今後強化したいというニーズは高そうです。
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