電話・スマホでのコミュニケーションは「通話」? 「テキスト」?今日のリサーチ

クロス・マーケティングが全国の20〜69歳男女を対象にした調査によると、電話やスマホでのコミュニケーションにテキストを使用する割合が通話を上回りました。

» 2024年05月18日 08時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 クロス・マーケティングは、全国の20〜69歳の男女を対象に「電話での声と文字のやり取りに関する調査(2024年)」を実施しました。今回の調査では、「固定電話の所有状況」「電話・スマホでのコミュニケーション」「電話をかける・受ける時に思うこと」「テキストを送る・受ける時に思うこと」「電話をもらってうれしかったエピソード」について聞いています。

そもそも固定電話が自宅にない人も多数

 「自宅に固定電話があり、よく通話する」はわずか2.8%。「自宅に固定電話があり、たまに通話する」(14.9%)でした。「固定電話はあるが、ほとんど通話しない」が38.5%、「固定電話が自宅にない人」が43.8%と、通話の利用率が低いことがうかがえます。固定電話の保有率は40代以上では半数を超えるものの、通話利用は利用率が高い60代でも3割にとどまります。

 電話・スマホでのコミュニケーションは、「テキストでのやりとりが多い」が56.0%、「通話でのやりとりが多い」が24.7%。世代別でも「テキストでのやりとりが多い」が半数を下回ったのは60代だけでした。

(画像提供:クロス・マーケティング、以下同)

 電話をかける・受けるときに思うこととして各世代で最上位に挙がったのは「知らない番号からの着信はほぼ出ない」でした。

 携帯電話やスマホでテキストを送る・受けるときに思うことは「後から読み返すことができる」が35.0%で最多。「通話よりは、送るタイミングや時間帯を気にしなくていい」「簡単なやり取りはテキストで済ませたい」が続きました。

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