笹川スポーツ財団の調査によると、2022年のジョギング・ランニング人口は推計877万人。過去最高だった2020年から178万減少して、コロナ禍前の水準に戻りました。
笹川スポーツ財団は1992年から隔年で「スポーツライフに関する調査」を実施しています。2022年の調査結果によると、20歳以上のジョギング・ランニング実施率(年1回以上)は8.5%、推計実施人口は877万人でした。前回調査(2020年)では、実施率は2018年の9.3%から10.2%に増加。推計実施人口も2018年の964万人から2020年は1055万人に増加して過去最高となりましたが、2022年は一転して急減しました。
男女別では、男性の実施率は12.3%、女性は4.6%で、いずれも2020年から減少しています。実施推計人口は男性612万人、女性245万人でした。
2022年の週1回以上のジョギング・ランニング実施率は5.4%で、2020年から0.2ポイント減少しました。男女別では、男性が8.0%で前回から0.7ポイント減なのに対し、女性は前回の2.6%から2.7%へと横ばいで推移しています。実施推計人口は男性398万人、女性144万人でした。
今回の調査結果からは、コロナ禍で活動制限が強いられる中でジョギング・ランニングを始めたものの継続しなかった人が一定数いることがうかがえます。
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