テレビ×Web×DOOH 広告費をムダにしないベストな打ち手は？：マーケ×ITニュースダイジェスト

デジタルマーケティングやCXに関する気になるニュースを最近のリリースからピックアップして紹介する。今週は、「テレビ×Web×DOOH」における広告効果を可視化する実証実験などのトピックスに注目する。

[ITmedia マーケティング]

　デジタルマーケティングやCXに関する気になるニュースを最近のリリースからピックアップして紹介する。今週はビデオリサーチ、LIVE BOARD、NTTドコモ、電通、博報堂DYメディアパートナーズ5社共同で行う「テレビ×Web×DOOH」における広告効果実験他、3つのトピックを取り上げる。

「テレビ×Web×DOOH」における広告効果を可視化する実証実験を開始

　ビデオリサーチ、LIVE BOARD、NTTドコモ、電通、博報堂DYメディアパートナーズの5社は、「テレビ×Web×デジタル屋外広告（DOOH）」のトリプルメディアにおける広告効果を可視化することを目的とした実証実験を、2023年9月15日から2024年3月29日の期間に共同で実施する。同実証実験は、関東の特定エリアを対象としており、ビデオリサーチグループ保有のメディア接触データと生活者意識データ、LIVE BOARDが広告配信ログを利用して加工したデータなどを連携し、テレビ、Web、DOOHの各メディアへの接触頻度で生活者をグルーピングし、それぞれのグループにおいて生活者のプロファイリングを実施する。さらにアンケート調査でDOOH接触が意識変化や行動変容などへどう貢献したのかを掘り下げる。その結果を考慮しながら、電通、博報堂DYメディアパートナーズが携わる実際のキャンペーン広告を「テレビ×Web×DOOH」のトリプルメディアで展開。DOOHへの接触がどの程度の広告効果を示したのか、キャンペーンごとに検証する。（2023年9月14日）

イメージ画像（出典：博報堂DYメディアパートナーズ）

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ニュースリリース（博報堂DYメディアパートナーズ）

AIを活用した次世代型マーケティングプラットフォームを構築

　ネットイヤーグループは、WebサイトにおけるUX／UIデザインの知見と、FLUXのノーコードプラットフォーム「FLUX AI」を組み合わせ、人工知能（AI）技術を活用したWebサイト構築をはじめとする「次世代型マーケティングプラットフォーム」を共同開発した。複雑化するデジタルマーケティング分野において、Webサイトにおける顧客体験の最適化、ノーコードプラットフォームの活用によって高度な専門知識がなくても柔軟に運用できるWebサイトの構築、生成AIを活用したコンテンツの自動制作機能による業務効率化と生産性向上を目指す。2023年9月中に概念実証（PoC）を開始する。（2023年9月14日）

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ニュースリリース（ネットイヤーグループ）

ゲームに精通した200人のクリエイターによる「デンツウゲームセンター」発足

　電通は、社内のクリエイティブ部門のゲームに精通した約200人からなる横断的なゲームクリエイティブチーム「デンツウゲームセンター」を発足した。ゲームコンテンツに最適な人材を迅速にアサインする仕組みを構築し、同センター内でゲーム商材のマーケティングや広告コミュニケーションにおけるソリューション開発に取り組む。ゲームの市場規模が拡大する中、ビジネスの側面では、次々と登場する新規ゲームの差別化や、多様化するジャンル・プレイ環境に合わせた訴求が課題となっている。また、ユーザーのゲームへの理解度が深まるにつれ、広告コミュニケーションはよりコンテンツの個性に最適化された高いクオリティが求められている。組織横断でゲーム商材のクリエイティブ制作を得意とするクリエイターの人材プールを構築することで、迅速・最適なアサインを可能にしまし、個別のゲームコンテンツならではの良さを発見してユーザーに魅力の伝わるコミュニケーションを開発。さらに、既存組織を越えた協働により、最新のゲーム市場やユーザーインサイト情報の共有、ソリューション提案力の向上、独自メソッドの開発を目指す。（2023年9月15日）

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ニュースリリース（電通）