イーロン・マスク氏による買収で大きく変わろうとしているTwitter。その将来像を示した計画に注目した2つの記事を紹介します。
イーロン・マスク氏による買収以降、Twitterは目まぐるしく変わり続けています。2023年1月19日(現地時間)には開発者との契約内容を事前の告知なしに更新し、サードパーティーアプリの提供を制限するなど、ステークホルダーにとって余談の許さない状況が続いています。
賛否両論ある中で、マスク氏は同社をどこへ導こうとしているのか。それを知る手掛かりとなりそうなのが、「イーロン・マスク氏が不可解なグラフを使って示す『Twitter 2.0』のロードマップ」で紹介した複数枚のスライド(ピッチデック:説明資料)です。スライドの中には、よくよく考えると意味の分からないものもありますが、マスク氏の変革への意欲は何となく伝わってきます。
現時点での「Twitter2.0」計画が本当に実現するのか。実現したとして、それがユーザーや広告主、社会にとって、良い影響をもたらすのか、そうでもないのか。いずれにしても、不確実性に満ちた中で多くの熱狂的なファンを魅了する才能がマスク氏に備わっていることだけは間違いないようです。その辺りの評価については、」前出の記事の続編である「イーロン・マスク氏は『歩くPRマシン』 Twitterをどこに導くのか?」で確認してみてください。
イーロン・マスク氏に好意的な人にとっても、そうでない人にとっても、Twitterの現在とこれからは、依然として大きな関心事です。言論の自由とコンテンツモデレーションのバランス、有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」を軸にした健全な収益モデルの確立、そしてより良いユーザー体験の提供へ、マスク氏とTwitterはさまざまなアイデアを温めているようです。でも、その一つ一つを点検してみると、中には首をかしげざるを得ないものもあるようで……。マスク氏が自身のアカウントで共有した「Twitter 2.0」のロードマップを読み解いた解説記事を無料eBookにまとめました。
(右の画像をクリックしてダウンロード)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.