SDGsの認知度は全体の8割以上ですが、若い人の方がより理解が深いのかもしれません。
2015年の国連サミットで採択されたSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指して「持続可能な開発目標の17ゴール」と具体的な169のターゲットを設定しています。
生活者はこのSDGsをどのように理解し、行動しているでしょうか。CCCマーケティングの社内シンクタンクであるCCCマーケティング総合研究所は、Tポイントの会員2222人を対象に、社会や自然環境に関するアンケート調査を実施しました。
その結果によると、SDGsという言葉は全体の80%以上に認識されていることが分かりました。しかし、「知っていて、十分に理解できている」と回答した割合は経営者・会社役員で17.8%、会社員・公務員(正社員)では12.9%にとどまりました。一方、大学生の21.5%、高校生に至っては29.5%が「知っていて、十分に理解できている」と回答。いずれも社会人を上回りました。昨今、教育現場でSDGsを課題として取り入れている機会が増えていることが影響していると考えられます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.