成年年齢が18歳になると、高校生世代でも親の同意なくローンやクレジットの契約が可能になります。若い人たちはそのことをどう捉えているのでしょうか。
SMBCコンシューマーファイナンスは、CSR活動の一環として開催した「PROMISE 金融経済教育セミナー」の受講者である高校生6677人(男性3426人/女性3251人)を対象に「成年年齢引下げ時のローン等への利用意向等」についてのアンケート調査を実施しました。
2022年4月1日に施行される「民法の一部を改正する法律」では成年年齢を18歳に引き下げることになっています。これにより、18〜19歳でも親の同意を得ずにローンやクレジットの契約が可能になります。「成年年齢が引き下げとなる2022年に、仮にあなたが18〜19歳だった場合、ローン・クレジットを利用しますか?」と聞いてみたところ、高校生全体の6割超が「利用する」もしくは「必要なら利用する」と回答しました。また、2022年に実際に18歳を迎える高校1年生においても同様の回答であることが分かりました。男女別では男性が約7割(高校生全体68.0%、高校1年生65.6%)、女性が約6割(高校生全体64.7%、高校1年生61.3%)と男性の方がローンなどの利用意向が高いようです。
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