調査リポート
» 2019年12月10日 17時00分 公開

世界のモバイルアプリトレンドを読む:「Indeed」「Zoom」がワンツーフィニッシュ 米国ビジネスアプリダウンロードTOP5(2019年10月度)

世界のモバイルアプリの潮流を分析。今回はiOSとAndroidにおける米国ビジネスアプリダウンロードランキングTOP5(2019年10月度)です。

[中島玉美,インターアローズ]

 ドイツの調査会社Statistaのデータによると、2019年における世界のスマートフォンユーザーは27億1000万人になりました。2020年には28億7000万人になると予想しています。モバイルアプリのダンロード数も、2018年は2050億回で、2017年から15%増加しました。現在Apple App Storeでは220万アプリ、Google Play Storeでは280万アプリが提供されています。

 米国スマートフォンユーザーの平均的なアプリ動向として、Statistaは次のように述べています。

  • 米国ユーザーの49%が毎日11回以上アプリを開く
  • 全てのデジタルメディア使用量の57%はモバイルアプリからのアクセス
  • 平均的なスマートフォン所有者は、毎月30個のアプリを使用する

 多くの産業が最新のテクノロジーによる産業革新の変革の中にあります。

 製造、素材、化学、エネルギー、教育 、通信業、運輸、卸売、小売、金融など、ほぼ全ての産業で革命的な変化が起きています。人々の生活でスマートフォンは欠かせないアイテムとなり、その中でアプリが果たす役割は大きいといえます。

 当社インターアローズのグローバルデータパートナーであるappScatter傘下のPrioridataは、ビジネスやあらゆる生活シーンに欠かせないモバイルアプリの動向を分析するためのツールを提供しています。これとMIXRANKが提供する世界200カ国のモバイルアプリ内実装のSDK採用・削除データを併用することで、世界のアプリの動向をさまざまな切り口から知ることができます。この連載ではその一端を紹介していきます。

 初回は、米国ビジネスアプリにおける2019年10月度ヒット製品を分析します。

世界的規模で成長するZOOM Cloud Meeting

 2019年10月度のビジネスカテゴリーにおいて、「Indeed」がApple store, Google Playともダンロード首位です。Indeedはこのカテゴリーでは常に上位を占めてきました。

 2位はWeb会議サービスの「ZOOM Cloud Meetings(以下、Zoom)」です。2〜3年前までは海外とのカンファレンスでは「Go To Meeting」や「Join.me」を利用していた企業でも、最近はZoomを利用することが多くなったのではないでしょうか。プレゼンテーション資料など画面の共有も簡単で、何よりも送られたミーティングのURLをクリックするだけでアプリが全自動でインストールされて会議室につながり、事前にIDを知らせる必要もなく、面倒なセットアップも不要です。これはオンラインコミュニケーションをスムーズにし、非常に簡単で素早くPC・モバイルから利用できるという使い勝手の良さがあります。ZOOM Cloud Meetingsはシンプル、品質改善、低価格で年々マーケットシェアを拡大しています。

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