広告配信などにおけるCookie利用の制限が検討されています。一方で、企業の広告宣伝担当者の側からは「Cookieは広告効果測定に使うには不十分」という声がじわじわと高まっているようです。
広告効果の分析ツール「XICA magellan」を提供するサイカは、「企業の広告宣伝担当者100人に聞いた Cookie等を用いたユーザー行動分析の利用実態調査」の2019年版の結果を発表しました。今回は2018年11月に実施した同調査2018年版の結果と比較し、直近1年間で企業に起きた変化についてもまとめています。
インターネット広告を出稿している企業で広告出稿業務や出稿した広告の効果測定業務に従事している人を対象に、広告の効果測定手法としてCookieなどを用いたユーザー行動分析がどの程度利用されているかを聞きました。その結果、「常に実施している」(34.0%)、「実施することが多い」(39.6%)、「たまに実施する」(14.2%)で、9割近くの企業が程度の差こそあれCookieなどを用いたユーザー行動分析を実施していることが分かりました。2018年の結果と比較したところ、変動は全ての選択肢で2ポイント以内に収まっています。
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