電通デジタルとトレジャーデータなど5社、「カスタマーサクセス・プロトタイピング」を提供開始所有から利用へ

プロダクトやサービスを売った後も顧客と接触し続け、あらゆる接点で質の高いサービスを常時アップデートすることで「カスタマーサクセス」を実現。

» 2019年11月25日 00時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 電通デジタルはArmの日本法人であるトレジャーデータおよびパーソルプロセス&テクノロジー、アンダーワークス、NODEの5社と協業し、企業のリテンションマーケティングを支援するサービス「カスタマーサクセス・プロトタイピング」を提供開始した。

 サブスクリプション型のビジネスへのシフトが大きな潮流となる中で顧客との長期的な関係性の維持は多くの企業の共通課題となりつつある。そのためのリテンションマーケティングにおいては、顧客ニーズをリアルタイムに把握し満足度を上げるためのプロセスの戦略立案やテクノロジーの活用、長期的な改善、運用定着が必須となる。一方で実装・改善・運用定着については、企業が自社内のリソースで実施することが多く、リソース・ノウハウ不足により多くの企業で十分な効果が得られていないという課題があった。

 カスタマーサクセス・プロトタイピングは協業5社の高い専門性を掛け合わせることでそうした課題の解決を目指す。サービス内容には業務デジタルマーケティング、セールス、カスタマーサクセスなどのコンサルティングとデータ分析のためのカスタマーデータプラットフォームの提供、その後の実装、改善、運用定着までが含まれる。

「カスタマーサクセス・プロトタイピング」仕組みの概念図《クリックで拡大》

 具体的なサービス内容は以下の通りだ。

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