カスタマーサポート担当者のコミュニティー「CS HACK」の人気企画「カスタマーサクセス天下一武闘会」の第3回が開催された。今回のテーマは「ハイタッチ」。決勝でぶつかったSATORIとMarketoの2社のメソッドの違いとは。
カスタマーサクセスの重要性が叫ばれて久しい昨今、企業間でノウハウを共有するコミュニティーが人気だ。オンラインプログラミングスクール「CodeCamp」を運営するコードキャンプでCS(カスタマーサポート)チームのリーダーを務める藤本大輔氏が主催する「CS HACK」はその中でも代表的なコミュニティーで、参加者は2000人を超える。
CS HACKは、顧客とのより良いコミュニケーション方法を突き詰め、どのような企業でも、どのような状況でも応用できる再現性の高い技術にまで昇華することを目的とする。
顧客体験向上ノウハウを共有する目的で定期的に開催されるイベントは毎回活況を呈している。さまざまな企画を実施する中でも特に熱いのが、自社のカスタマーサクセス手法をプレゼンテーションし、どれが最も優れているかを会場内の投票で決める「カスタマーサクセス天下一武闘会」だ。第1回は150人、第2回は250人の規模で行われ、2019年5月22日に開催された第3回には300人以上が集まった。
第3回のテーマは「ハイタッチ」。登壇企業が、収益性の高いロイヤル顧客に対してどれだけ優れたカスタマーサクセス施策を提供できているのかを競った。今回勝負に挑んだのはSATORI、アドビ システムズ(Marketo)、ウイングアーク1st、BEDOREの4社だ。2組に分かれて予選を行い、決勝に進んだのは、くしくもマーケティングオートメーション(MA)ツールを提供するSATORIとアドビ システムズの2社だった。
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