調査リポート
» 2019年03月22日 12時00分 公開

「テクノグラフィック」で読み解くMarTechの現在:「Taboola」「Adblade」「Innovid」 ネイティブ広告&ビデオアドネットワーク市場の世界動向

他社はどのツールを導入しているのか。営業インテリジェンスデータサービス「Datanyze」のデータから今月はネイティブ広告とビデオアドネットワークの市場動向を探る。

[中島玉美,インターアローズ]

 今回のDatanyzeレポートは、モバイルとSNS市場を起爆剤に目覚ましい拡大を続けるネイティブ広告(Native Advertising)とビデオアドネットワーク(Video Advertising Networks)の日本および米国市場のプレイヤーを分析します。

日米で堅調なネイティブ広告市場

 ネイティブ広告とは、いかにも広告然としていてユーザーに避けられがちなバナーやポップアップ広告などとは異なり、Webサイトにおいて、コンテンツや記事に違和感なく溶け込んだデジタル広告のことです。かといって、実際には特定依頼主と金品のやりとりがありながら広告であることを明記せずに通常の記事同様の体裁で宣伝を行うステルスマーケティングとも異なります。取引の透明性と違和感のないデザイン、そして何より対象コンテンツとユーザーに正確にヒットする技術が求められるテクノロジーです。

 Datanyzeが分析するネイティブ広告は、日本市場は31製品1万2710ドメイン、米国市場は52製品5万4123ドメインで構成されています。両市場のリーディングブランドにはTaboolaやAdblade、Zemantaなどが並び、高いクリックベースと正確なアルゴリズムによるレコメンドエンジンを提供しています。月間導入数と解約数がいずれも大きく、ダイナミックな市場であるといえるでしょう。

 日本国内ブランドではTAXEL byGMO、LOGLY lift、popIn Discovery、X-liftなどが強く、国内トップ10で国内ツールが実に38%を占めます。

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