朝日広告社、流通・小売業向けに位置情報ベースのマーケティング管理ツールを提供来店効果の可視化や顧客の居住エリア推定も

朝日広告社はブログウォッチャーと連携し、位置情報データを基にした流通・小売業向け統合マーケティング管理プラットフォーム「ON AIR Analytics for リテール」の提供を開始した。

» 2017年12月06日 19時20分 公開
[ITmedia マーケティング]

 朝日広告社は2017年12月5日、ブログウォッチャーと連携し、位置情報データを基にした流通・小売業向け統合マーケティング管理プラットフォーム「ON AIR Analytics for リテール」の提供を開始すると発表した。

 同社は2017年7月より、企業のマーケティング施策の各種データをリアルタイムに統合、可視化し、企業内で共有可能にするクラウド型マーケティング管理プラットフォーム「ON AIR Analytics(オン・エアー・アナリティクス)」を提供している。

 新サービスではこれを、ブログウォッチャーが提供する位置情報プラットフォーム「プロファイルパスポート」と連携した。

 プロファイルパスポートは、100以上のアプリが持つ大量の位置情報データを取得、保有しており、これを使うことで小売店舗や商業施設などの来店顧客の集客状況や、来店顧客の居住エリアデータを推計できる。

 さらに、収集したデータを折込チラシの配布エリアデータやテレビCMのメタデータなどを連携させることで、流通・小売企業のマーケティング施策の来店効果をリアルタイムに統合・可視化し、共有できるようになる。

来店顧客の居住エリアの推定イメージ《クリックで拡大》

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