犬のお父さんによるSMAPお別れCMの反響、「まとめサイト」はどれくらい見られているか、デジタルネイティブ世代の就活に人事部門はどう応えるかなど。幅広いジャンルの調査結果を紹介します。
人のつながりを制す者がビジネスを制す。これまでマーケターが培ってきたノウハウが、今やさまざまな領域に水平展開しつつあります。テレビCMから企業の採用活動、「釣り」「あおり」も辞さない「まとめブログ」運営に至るまで、さまざまなプレーヤーがそれぞれのポジションで、顧客理解とコミュニケーションの最適化に取り組んでいるようです。今週は調査まとめサイト「調査のチカラ」9万件超のストックから、より良き「エンゲージメント」形成のサンプルとなる事例を探してみました。
就職活動の始まりが資料請求はがきの投函(とうかん)からエントリーシートの送信に変わっても、企業と人のマッチングの難しさには変わりがありません。売り手市場といわれる就職戦線で、企業が採用に成功するポイントは、ターゲットである学生の行動を理解し、最適なタイミングで最適なコミュニケーションを図ること。すなわちマーケティング思考です。コンテンツマーケティング事業を手掛けるグリーゼは、企業の総務・人事部門が採用における課題解決のためにどのくらいデジタルマーケティングを活用しているのか、調査を実施しました。これによると、「選考中に辞退されてしまう」「内定後に辞退されてしまう」といった課題に対して、SNSや動画をはじめとするデジタルマーケティングへの期待が高まっているとのこと。中でも、内定辞退の解決策として「個別のフォローメールを活用する」という回答が33.8%と最も多くなっています。
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