「2016年の○○」「今年の××」といったまとめ系調査が数多くリリースされる季節になりました。「予想通り」「何でこれが?」など会話のタネになりがちなユニークなランキングをピックアップしてみます。
イルミネーションで彩られた街がキラキラと輝き、リア充とにわか夜景ウォッチャーがざわつく年の瀬がやってきました。各種調査においては、1年間のまとめ的ランキングが目立つようになってきています。今回は、「調査のチカラ」の8万件超のストックから、2016年を振り返る調査データをピックアップします。
テレビの放送内容をテキスト化した「TVメタデータ」を提供するエム・データと同社のビッグデータ解析プロジェクト「ライフログ総合研究所」は、「テレビでの話題露出秒数、テレビ番組出演秒数、テレビCM放送秒数」「Twitterでのツイート件数データ」「ネット検索による検索数データ」を統合してスコア化し、「TVとネットによる今年の顔ランキング2016」を発表しました。総合ランキング1位は「SMAP」、続いて2位「嵐」、3位「安倍晋三」、4位「AKB48」、5位「ベッキー」、6位「小池百合子」という結果でした。長くテレビの世界で中心的な存在であり続けたSMAPですが、テレビ番組やテレビCMの上位ランキングにメンバーの名前はなく、むしろツイート件数(969万6914件)、ネット検索数(2376万104件)の分野でそれぞれ1位を獲得し、総合で1位になっているのが興味深いところです。
続いても「今年の顔」の話題を、「Yahoo!検索大賞2016」から。Yahoo! JAPANで、前年と比べ最も検索数が急上昇した人物に贈られる「Yahoo!検索大賞」。2016年の大賞に輝いたのは、俳優「DEAN FUJIOKA」でした。「パーソン」「カルチャー」「プロダクト」各カテゴリーの部門賞は、以下の通りです。
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