ECサイトの「プッシュ通知」に消費者が反応するタイミングとは? 「Instagram」の広告を女性たちはどう思っている? 若者は本当にテレビ離れしているの? マーケティング担当者の「そこが知りたい」に答える調査を紹介。
寒い冬はこたつにミカン、家族でテレビ。そんなお茶の間の光景があったのは、はるか昔のことに感じます。そもそも今は、お茶の間とは呼ばずリビングルームでしょうか。生活者のライフスタイルの変化は、メディアとの付き合い方にも変化をもたらします。敏感に今を感じ取りビジネスに生かすマーケターの皆さまの一助となるべく、調査まとめサイト「調査のチカラ」の8万件超のストックから、今回も気になるデータをセレクトしてお届けします。
石原さとみさん主演の人気テレビドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(日本テレビ系)をきっかけに注目が集まる「校閲」の実態に関する調査です。宣伝会議は2016年10月31日発売の『編集会議』2016年秋号において、編集者・ライター100人にアンケートを実施。その結果を発表しました。「記事をメディアに掲載するに当たり、どのくらい“校正・校閲”をしますか?」という質問に、「専門担当者に頼まず自分で“校正・校閲”をする」が35.5%、「専門担当者に頼まず社内の複数人で“校正・校閲”をする」が30.9%と、専門担当者の校閲を経ずに記事が公開されるケースが6割超であることが分かりました。自身の校閲スキルについては「自信がある」(11.8%)、「どちらかといえばある」(42.7%)、合計54.5%が自分の校閲スキルに自信を持っているようです。ちなみに「校正・校閲の甘さによって危機的な状況に陥った経験がある」と答えたのは28.2%。一体皆さんどんな危機に陥ったのか、個別に聞いてみたい気もしますが、明日はわが身。信用を失うはやすく失った信用を取り戻すのは難しいのが世の習い。タイポ(誤植)にはくれぐれも注意したいものです(って書いてるそばからやらかしていないか内心ドキドキしつつ)。
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