帝国データバンクとSansanは両社の情報サービスにおける包括提携契約を締結したことを発表した。
帝国データバンクとSansanは2016年10月17日、両社の情報サービスにおける包括提携契約を締結したことを発表した。これにより両社は共同事業を創出し、帝国データバンクが提供する全国全業種の企業情報を収録した日本最大級のデータベース「企業情報データベース」および企業情報データベースを基にして企業間、産業間、地域間のつながりをも分析する「企業間取引データ」と、Sansanが提供する名刺管理サービス「Sansan」「Eight」をマッチングさせる機能を開発する。
両社は、個々のユーザーのビジネスにおける人との接点(つながり)の基盤である名刺情報に企業情報を統合することで、よりビジネスに結び付く機能を提供し、今後はAI(人工知能)による営業先の自動提案機能や新たなビジネスモデルの開発も検討するという。
2020年には市場規模70億円に:法人向け名刺管理サービス市場、Sansanが約8割のシェア――シード・プランニング調査
営業候補先を自動リストアップ:ユーザベースが業界分析データベース「SPEEDA」にABMを実現する新機能を追加
シームレスなデータ連係を実現:マーケティングオートメーション「B→Dash」が「Sansan」「kintone」と連係開始
法人営業の効率化を加速:マーケティングオートメーション「リストファインダー」とSansanの名刺情報管理サービスが連携
イベントなど施策の運用負荷を軽減:「Marketo」や「Sansan」とも連係するマーケティングプラットフォーム「SCORE」、メジャースが提供Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.