「調査のチカラ」にストックされた8万件の調査データをさまざまな角度から紹介する週末企画。高校生が間違える英単語から東京の未来(そして町田の将来)まで、5本の旬ネタをノンジャンルでお届けします。
海の向こうでは大統領選だの国民投票だので大いに盛り上がっているようですが、わが国でも参議院選挙から首都東京の首長選へと、投票がらみのネタが熱い夏を迎えております。有名無名の候補者とその支持者たちが路地から路地へドブ板の上を駆けまわるような熱い戦いに身を投じる一方で、未来の選挙民たる小中学生の皆さんは楽しい夏休みを迎えているようです。何はともあれ、大人も子どもも健康第一で、元気に充実した毎日を過ごしていただきたいもの。今回も、調査まとめサイト「調査のチカラ」にストックされた調査データを通じて、旬の話題をお送りします。
英国では国民投票でEU離脱が決まってしまいましたが、それに刺激されたのか、東京の西南端に位置する町田市では今、「東京都離脱」をめぐる議論が(ごく一部で)白熱しているとか。町田市でビジネス&カルチャーニュースを提供する「町田経済新聞」が民意を問いました。「東京都か、神奈川県か、はたまた独立か」。同紙がWeb上で投票を呼び掛けたところ、665人が回答。その結果を見てみると、「東京都町田市がいい」が39.55%、「神奈川県町田市がいい」が28.12%、そして「独立すべき」が26.17%でした。もちろん、投票結果は現実の市政に何の影響も及ぼさないわけではありますが、隣接自治体のほとんどが神奈川県で、一説には「神奈川県町田市と書いても郵便が届く」ともいわれる町田市だけに、市民の都への帰属意識にはかなり差がある様子。っていうか「独立」って選択肢は何よ。
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