魅力的な企業Webサイトのポイントから最近人気の「ちょい飲み」、シニア世代の意識の変化まで、今週も幅広くお送りします。
2016年も後半に突入しました。真夏を思わせる暑さとなる日も増えてきましたが、「職場の仲間と暑気払いにビアガーデン」よりも、プライベートな友人とサクッと「ちょい飲み」が最近のスタイルのようです。夏を制する者がビジネスを制するかはさておき、今回も調査まとめサイト「調査のチカラ」の8万件超のストックから、気になるデータをピックアップしてお届けします。
電通パブリックリレーションズ内の研究組織である企業広報戦略研究所が、「第2回企業広報力調査」および「第1回企業魅力度調査」を実施しました。「Webサイトのコンテンツ制作においてどのような工夫をしているか」を企業に尋ねたところ、「動画コンテンツを掲載する」(40.3%)が最多、「開発秘話・背景などストーリー性のあるものをつくる」(28.3%)、「経営トップの姿をなるべく多く掲載する」(22.9%)が続きました。一方、1万人の生活者を対象に「企業のWebサイトを訪れた際に、詳しくサイトを見てみたいと思わせる要素」を尋ねると、「開発秘話・背景などストーリー性のあるコンテンツが掲載されている」(39.3%)が最多で、続いて「調査データなどの客観的な情報が掲載さている」(36.2%)という結果になりました。ちなみに企業側の工夫で1位だった「動画コンテンツの掲載」は14.5%。この微妙な温度差をどう考えましょうかね。
各種クラウドサービスを展開するサンブリッジでは、「会社で獲得した名刺の個人管理の実態」をテーマに、アンケート調査を実施しました。企業で働く人2万人のうち「会社で名刺管理を実施している」と回答したのはわずか10%でした。また、「会社で名刺管理を実施していない」と回答した人のうち、44%が「個人で名刺を管理している」と回答しています。個人の名刺管理へのニーズは高い一方で、企業における名刺管理の導入は進んでいないのが実情のようです。
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